UPCOMING

Breath of Ink
凹凸平の表現-木版・銅版・リトグラフの世界
2025年4月18日(金)~4月27日(日)
11:00~18:00
会期中無休 レセプション(招待制): 4月18日(金)18:00-20:00
本展では、木版・銅版・リトグラフの3つの技法に焦点を当て、それぞれの異なる特徴や表現の可能性を探るとともに、各技法の作家による作品を展示・販売も行います。また、作家の制作プロセスがわかる資料の展示や、ワークショップの開催も予定しています。
展覧会初日の18時からは、木版作家waheeを迎えてレセプション(招待制)を開催いたします。
STATEMENT
展示タイトル「Breath of Ink」は、直訳すると「インクの息遣い」。版画における「刷る」行為と、作家の息遣いを表現した言葉である。
版画を刷るとき、作家はインクをのせ、圧をかけ、紙へと移す。その瞬間、無意識の呼吸のリズムが刻まれる。木版画、銅版画、リトグラフ——各技法を用いる作家たちが、それぞれの「息遣い」とともに作品を生み出していく。
本展では、3種類の技法の版画が一堂に会し、作家ごとの異なる息遣いが響き合う場となる。版ごとの質感、インクの乗り方、圧のかかり方。そのすべてが、「Breath of Ink」として立ち現れる。耳をすませ、目を凝らし、作家たちの息遣いを感じ取ってほしい。
PROFILE
河井いづみ
画家・イラストレーター。長崎県生まれ、東京都在住。鉛筆画やリトグラフを用いた、躍動と静けさが同居する世界観が特徴。2003年よりパリのアーティスト・イン・レジデンスで活動後、東京を拠点に書籍装画、広告、ファッション、パッケージデザインなど幅広く手がける。国内外で個展やアートフェアにも多数参加。
略歴
1980 長崎県生まれ
2002 創形美術学校ビジュアルデザイン科卒業
2003-2006 フランス・シテ・デザールなどで活動
2013-2024 ラールヴェリテ・リトグラフィ研究所で版画制作
主な個展
SPACE YUI(2016-2025)、K.Itoya(2022, 2024)ほか
主なアートフェア・グループ展
Affordable Art Fair(NY・アムステルダム)、NEW CITY ART FAIR(台北)、アジアコンテンポラリーアートショー(香港)ほか
SNS
前田由佳理
銅版画家。熊本県生まれ。山本鼎版画大賞展をはじめ受賞歴多数。国内の展覧会やグループ展にも積極的に参加している。
略歴
1981 熊本県生まれ
2004 熊本大学教育学部中学校美術科 卒業
2006 熊本大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術 修了
主な受賞歴
山本鼎版画大賞展 準大賞(2024)、第91回版画展 賞候補(2024)、アワガミ国際ミニプリント展 賞候補(2015)、山本鼎版画大賞展 優秀賞(2015)ほか
主な個展
「LIFE」(2019, REIJINSHA GALLERY・東京)、 「日常note」(2023, Gallery CONTAINER・福岡)ほか
主なアートフェア・グループ展
第3回PAT in Kyoto 京都版画トリエンナーレ(2022,京都)、CWAJ現代版画展(2023,2024,東京)、湯涌創作の森レジデント作家2人展+(2025,石川)ほか
SNS
wahee
木版画家。1987年札幌市生まれ、札幌市在住。専門学校でグラフィックデザインを学ぶ。東京の印刷会社を勤務したのち、2016年頃から数々の浮世絵、木版画作品を目にし影響を受け、独学で木版画制作を始める。
グループ展
CWAJ現代版画展(2022, 2024, 東京)、アワガミ国際ミニプリント展(2023, 徳島)、大きい〇〇と小さな動物展(2024, 札幌)、TRAILBLAZERS: Celebrating Contemporary Japanese Prints (2025, Massachusetts)ほか
SNS
- Instagram https://www.instagram.com/wahee_wahee/
作家在廊日
wahee
4月20日(日) 13:00〜17:00
4月26日(土) 13:00〜17:00
河井いづみ ※オンライン在廊となります
4月18日(金)14:00〜15:00
4月20日(日)14:00〜15:00
前田由佳理 ※オンライン在廊となります
4月18日(金)15:00〜16:00
4月19日(土)15:00〜16:00
4月20日(日)15:00〜16:00



PAST

Spin個展|この世で最も果てしない午後
2月11日(火・祝)~2月24日(月・祝)
11:00~18:00
人気イラストレーター・Spinによる個展「この世で最も果てしない午後」を開催します。
リボンをモチーフにした幻想的なビジュアルや、独自の色彩感覚と繊細なタッチで描かれた作品を展示。SNSを中心に多くの支持を集める作家の世界観をお楽しみください。
STATEMENT
リボンの道を辿りなさい
鈍く美しく輝くその道をー
この地が荒廃した後、リボンを結ぶ人が現れるのを人々はただ待つだろう。
此処はそういう世界なのだ。
PROFILE
Spin
東京都在住のイラストレーター。
繊細な筆致と独自の色彩感覚を活かし、オリジナルグッズや書籍装画、アパレルブランドとのコラボレーションなど多岐にわたる分野で活躍。ストーリー性のある作品が高く評価され、SNSでは圧倒的な支持を受けており、X(旧Twitter)のフォロワー数は17万人以上、Instagramのフォロワー数は6万人以上を誇る。
著書に『この魔法は美しく儚き君へ』、『杖よ、もしも明日が来るなら』(KADOKAWA)。2025年3月19日には、作品集第3弾『そんな悲しみなら連れていけ』(KADOKAWA)を刊行予定。
SNS
作家在廊日
2月11日(火・祝)
2月12日(水)



ノムスル個展|酒味の色形 -ウイスキーの味わいを、色と形にしてみたら-
2023年9月8日(金)〜9月24日(日)
10:00〜20:00
ウイスキーの味わいを色と形で表現する新たな試み、“ウイスキーアート”を確立したノムスル氏の個展「酒味(しゅみ)の色形(しきけい)—ウイスキーの味わいを、色と形にしてみたら—」を開催いたします。
本展では、ノムスル氏が様々な銘柄のウイスキーから受けたインスピレーションをもとに制作した抽象画12点を展示。ウイスキーの香りや味わいを視覚的に表現した作品群は、鑑賞者に新しい感覚の扉を開きます。
STATEMENT
PROFILE
ノムスル NOMUSURU
ウイスキーを味わう中で抱いた感覚をもとに、色や形に置き換えて抽象画を制作。
「このウイスキーは赤みを帯びた色に感じる」「この味わいには、こんなかたちが似合う気がする」といった直感的な印象を手がかりに、香りや余韻、飲み口などの要素を視覚的に表現する試みを続けている。
SNS
作家在廊日